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世界ふしぎ発見終了理由はネタ切れ「37年でミステリが尽きた」

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10月6日、世界ふしぎ発見の番組終了が報告されました。38年間も続いた世界ふしぎ発見がなぜ終了するのか?公式から終了理由は発表されていませんが、ネット上ではネタ切れ説がささやかれています。

世界ふしぎ発見の終了理由はネタ切れ「これ以上ミステリーは存在しない」

世界ふしぎ発見の終了が発表され、その理由としてネタ切れ説が浮上しています。

ネタ切れだろ?

まあそんだけやればネタ切れするか
国内外いろんな所行っただろうし

世界ふしぎ発見は1986年から始まり、2023年10月時点で37年間も放送している長寿番組。放送回数を調べてみたら、1700回を超えています。

1700回以上も放送すると、ネタとなる世界の不思議が無くなったとしても決して不思議ではありません。

世界ふしぎ発見の体制「クイズの数やコラボ企画が放送」

ネタ切れによる番組終了がささやかれている世界ふしぎ発見。この「ネタ切れ」という指摘ですが、番組の放送体制からもその様子を伺う事が出来ました。

1986年から放送が開始された世界ふしぎ発見。番組開始当初は、問題数が4問だったのですが、2000年からは3問に減少していました。

世界ふしぎ発見問題数
  • 1986~2000年7月8日
    問題数4問
  • 2000年7月15日~
    問題数3問

世界ふしぎ発見は、世界の不思議をクイズとして扱うテレビ番組。問題数が減少している事は、クイズとなる世界の不思議が見つからないという事を示していたとも取れます。


また、最近では人気ドラマ・VIVANTや人気ゲーム・ゴーストオブツシマとのコラボを行っていました。

9月20日
世界ふしぎ発見!🌎#VIVANT と合体スペシャル🐪ミステリーハンターは #濱田岳 #二階堂ふみ ✨
モンゴルのロケ現場にも潜入!

ゴーストオブツシマの序盤だけプレイして昨年録画してた世界ふしぎ発見の対馬の回を観た!
なかなかの聖地巡礼度合い😁

VIVANTとのコラボでは、このドラマに登場する蛍石にスポットをあて紹介。ゴーストオブツシマとコラボした時は、ゲームに登場する場所を紹介する、聖地巡礼のような放送であり、ドラマ・ゲームからネタを貰っている事は明らかでした。


さらに、最近では、回答者同士でダンス対決を行ったりと、そもそものクイズ形式から遠ざかってさえいます。

ナートゥ新旧アイドル対決?!?!

問題数の減少や人気番組はゲームとのコラボ、さらにはダンス体形など、世界ふしぎ発見の放送内容が徐々に変化している様子からも、番組のネタ切れが見て取れます。

世界ふしぎ発見の視聴率「若い世代の取り込みに失敗」

番組の様子からネタ切れが見え隠れしていた世界ふしぎ発見。視聴者はその様子を敏感に察知しており、ネタ切れからのマンネリ化(ワンパターン)を感じていました。

世界ふしぎ発見 黒柳徹子さんも草野仁さんも、もういいでしょう。番組自体もそろそろ終わりにしていいんじゃないでしょうか。マンネリ感満載でネタ切れ感も満載です。

「ネタ切れ」「マンネリ(ワンパターン)」という投稿ですが、何もつい最近から言われ始めた訳ではなく、数年前から同じような書き込みがSNSに投稿されています。

先ほど紹介した投稿も、2020年に行われており、今から約3年前に書き込まれたものです。

そして、ネタ切れ・マンネリ化(ワンパターン)は世界ふしぎ発見の視聴率にも影響を及ぼしており、

世界ふしぎ発見視聴率
  • 初回放送
    6.6%
  • 第2回放送
    5.6%
  • 第3回放送
    3.5%
  • 2010年代
    20%
  • 2023年3月
    7.3%

と、一時期は20%もあった数字が、つい最近では7.3%まで激減してしまっていました。




さらに、視聴率で問題視されているのが、コア視聴率と言われる13歳から49歳までの男女の視聴率。

コア視聴率の年齢層は、番組中に流れるCMの商品を購入する可能性が高い為で、テレビ局はこの年齢層の視聴率を重要視しているのですが、2023年3月に放送された世界ふしぎ発見のコア視聴率は1.7%と非常に低いのです。

この数字は同時間帯に放送され、嵐・櫻井翔さんがMCを務めている「全国ご当地ニュースバラエティー SHOWチャンネル」のコア視聴率5.1%の3分の1でした。

この数字にメインスポンサーである日立が相当怒っていると言われており、番組はテコ入れをせざるえない事が報道されています。

これに、メインスポンサーの日立が相当ピリついているようなんです。お金を全部出しているわけですし、教養のある番組を作ってほしいという意向があるそうですが、“さすがに視聴率が悪すぎる”と。

引用元:石井亮次アナは「倒壊寸前」のTBS『世界ふしぎ発見』を救えるか!?「クイズ回答が困難な黒柳徹子・“謎のポジション”草野仁・“クビ寸前”岡田圭右」…“名古屋の昇り龍”が挑む「大仕事」!

また、全体の視聴率は7.3%あるにも関わらず、13歳から49歳までという若い世代の視聴率が1.7%という事は、残り5.6%は50歳以上の高齢層となり、以前から番組のファンだった人が見続けていると取る事が出来ます。

つまり、ネタ切れやマンネリ化は、世界ふしぎ発見の新規ファン取り込みに完全に悪影響を及ぼしている訳です。

現在、世界ふしぎ発見を見ている方が高齢者ばかりという事を考えると、今後、番組の視聴率が下がり続けるのは明白。さらに、テレビ局が重要視するコア視聴率を稼ぐ事も出来ない。

ネタ切れ・マンネリ化は視聴率にも影響を及ぼし、その為、番組終了という考えに至ったとしても不思議はないでしょう。

世界ふしぎ発見が話し合い形式に変更「視聴者からつまらないと指摘」

問題数を減らしたり、回答者同士の対決を行ったりと、番組の形式を変更し続けた世界ふしぎ発見ですが、最近では、個人でのクイズ回答という形式から、出演者同士で話し合い、答えを導くという方法に変更されています。

その理由が黒柳徹子にあると言われており、彼女が言葉のキャッチボールを上手く出来なかった事に原因があったそうです。

「合議制が急きょ始まったのは、黒柳徹子さん(89)の体調面に配慮したからだといいます。『ふしぎ発見!』の黒柳さんといえば、初回から出演する名回答者で、これまで何度もトップ賞を獲ってきた草野さんと並ぶ番組の象徴的な存在。

 ところが年齢もあってか、クイズの回答の際、なぜその回答に至ったのかという理由を尋ねても沈黙が続いたり、良い返答ができなかったりと、会話のキャッチボールが上手くできないことが増えてきたといいます。

引用元:石井亮次アナは「倒壊寸前」のTBS『世界ふしぎ発見』を救えるか!?「クイズ回答が困難な黒柳徹子・“謎のポジション”草野仁・“クビ寸前”岡田圭右」…“名古屋の昇り龍”が挑む「大仕事」!

黒柳徹子さんは、番組放送時から出演を続けている方なので、降板させるわけにもいかず急遽このような体制が取られたそうです。

しかし、この話し合いという制度ですが、番組視聴者からはウケが悪く、「つまらない」という声が頻発していました。

Σ(゚Д゚;エーッ!世界ふしぎ発見来年3月で終わっちゃうの!好きな 番組だったのに残念…まぁリニューアルして回答方式が変わって個人の回答ではなく話し合い形式になった点はつまらなかったけどね😑

最近の世界ふしぎ発見、回答が話し合いになったけど、途中で否定的なヤジが入ったり、今までは頓珍漢すぎてスルーされてた回答まで拾うようになって見ててあんまり気分良くない

ネタ切れやマンネリ化、視聴率低下以外にも、話し合い制度による不人気が、番組終了に繋がった事は否定できません。

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