11月6日、お笑い芸人・ゾフィーが突如解散しました。2014年に単独ライブを予定していたゾフィー。なぜこのタイミングで突如解散したのでしょうか?理由を調査してみました。
ゾフィー解散理由「サイトウの問題で溝が生まれた」
解散理由について「色々」と語っているゾフィー。この事から、解散には複数の理由が存在する事は間違いないでしょう。では、ゾフィー解散に至った複数の理由とは何だったのでしょうか?
調べてみた結果、
- ゾフィー・サイトウさんの問題
- ゾフィー・上田さんが悪者に見られる
- ゾフィーの今後の展望が見えない
- 2人の熱量の違い
など、解散に繋がるいくつかの理由が見つかりました。それぞれ順番に見ていきましょう。
ゾフィー・サイトウに関する問題
2022年春、ゾフィーの2人はテレビ番組・しくじり先生に出演しており、この時も解散の危機について語っています。
この時、解散になりうる問題として、複数の理由が語られているのですが、そのほとんどの原因がゾフィー・サイトウさんによる物でした。
問題として挙げられた内容を詳しく見てみると、
- サイトウさんと現場のテンションが違い過ぎて、その場の仕切りが出来ない
- サイトウさんはネタの台本を2行以上覚えられない
- サイトウさんのネタである「チェだぜ!」が言えない
- 「チェだぜ!」のフリとして、上田さんが「帰れよ」などサイトウを悪くイジルがサイトウさんは気づかない
- さらにサイトウさんを悪くイジルと本気でへこむ
- 上田さんがサイトウさんを悪くイジル事に対して、周囲から「冷たい」などと言われるようになる
- サイトウさんの問題によって、上田さんはサイトウさんコントを続けていく展望が見えない
となっており、サイトウさんによる原因ばかりである事が分かります。
特にネタを覚えられない事に関しては、オードリー・若林さんも「致命的」と指摘する程の問題であり、相方である上田さんからも、「コンビを組んだ時、2行以上の内容を覚えられず衝撃だった」と語っていました。
ゾフィーでネタを書いているのは上田さんであり、台本を覚えられないサイトウさんのタメ、彼のセリフが短いネタを作るしかなかったそうです。
しかし、このネタ構成になると、第3者からは「サイトウさんの出番を減らし、上田さんが出しゃばっている」と見られ、「サイトウさんをもっと活かしてやれよ」と言わる事もしばしば。
サイトウさんを活かそうとネタを作っていた上田さんですが、第3者からは全く逆の目線で見られ、悩んでいました。
ところが、問題の源であるサイトウさんはこの事に全く気付いていなかったのか、「そうだったんだ…」と語り、この言葉を聞いた上田さんは、とても微妙な顔つきで下を向いてしまいます。
また、「ネタを覚えられない」に通じる点として、サイトウさんのギャクである「チェだぜ!」にまつわる問題もしくじり先生で語られており、これが原因となり、上田さんは周囲から悪者と見られる事まであったそうです。
ゾフィー・上田が悪者に見られる
「チェだぜ!」というサイトウさんの代名詞ともいえるセリフであり、このギャクを発するタイミングとして、サイトウさんは上田さんに「自分の事を悪く言ってほしい(いじって欲しい)」と頼んでいました。
しかし、ネタを覚えられない弊害なのか、上田さんがサイトウさんを悪く言っても、「チェだぜ!」のフリだと気づかず、そのまま素通りしてしまう事がありました。
そして、「(フリに)気づかなかったのか」と上田さんが思い、さらにサイトウさんの事を悪く言うと、「サイトウさんが本気でへこんでしまう」と話し、完全に悪循環にはまっている事は語っています。
さらに、この悪循環が続くと、「上田さんがサイトウさんに冷たく当たっている」と見られる事があり、周囲から悪者だと誤認される事までありました。
今後の展望が見えない
しくじり先生に出演したゾフィー。この時、上田さんはサイトウさんに対して多くの不満を抱えていたようで、その様子が番組で見て取れました。
オードリー・若林さんの「上田君、ゾフィーをどうしたいこうと思っているの?」と問いに対して、上田さんは
- コンビではやっていきたい
けど、今後この人(サイトウさん)はどうなっていくんだろうていうか…
なんか、難しいですよね…
コントをずっとやっていくんだったらそれでいい
(サイトウさんに)その気も無いのにその方向に進んでいるなら、辞めた方がいい
と話しています。
この話に対して、サイトウさんは「俺はちゃんとやっていきたい」と返答していますが、上田さんは「やっていきたいように思えない」と返しました。
この話から、ゾフィーの両者には既に溝があり、上田さんはゾフィーの解散も視野に入れていた事が分かります。
2人の熱量の違い
ゾフィーの解散が発表されると「2人の熱量に明らかに差があった」という指摘も相次いでいます。
上田との芸人としての熱量の差が激しすぎたんやろな
自分のやりたい事に黙って従ってくれる相方としてうまくバランス取れてたけど
上田がやる気ありすぎて作るコントの数もドンドン増えていくし
当然稽古量・ライブの量も増えるし
そこに加えて
ハリウッドに行くとか言い出して
本当に着いて行けなくなったんじゃないかね
やる気のある指示待ち人間じゃないとこいつの相方できないやろな
しくじり先生の話からも分かるように、ゾフィー・上田さんはお笑いに対して真剣に向き合っていました。その証拠として、上田さんはゾフィー単独ライブの為、たった2ヶ月で新ネタを33本も書いた事がありました。
対して、サイトウさんは全く逆のスタンスをとっており、「チェだぜ!だけで乗り切ってやろうという甘い考えを持っている」とインタビューで話しています。
サイトウナオキ氏(以下、サイトウ): お笑いコンビ・ゾフィーのサイトウナオキです。完全にネタを書いてない方ですね(笑)。「チェだぜ!」というギャグだけでお笑い界を乗り切ってやろうという甘い考えを持つとともに、居酒屋「やまよこ鮮魚店」を経営しております。
これらの事から、ゾフィー両名の終わらに対するスタンスが真逆であった事は間違いありません。その結果、2人に溝が生まれ始め、しくじり先生で語ったように、壊滅的な状況に陥ったのでしょう。
ゾフィーの解散を匂わせ「しくじり先生で予告されていた」
解散が発表されたゾフィーですが、次回放送のしくじり先生に出演が決まっていました。そして、この放送で、「解散するのでは?」と取れるワンシーンが予告として流れています。
この放送では、ゾフィーからなんらかの重大発表が行われる予定でした。突如の解散宣言タイミングが完全に一致しており、しくじり先生での重大発表も解散にまつわる話だった可能性も十分に考えられます。
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